SID 10th Anniversary LIVE @ 横浜スタジアム

いやー、ひどい目にあった…。でも暴風雨というほどではなく、だんだんひどくなる雨ってかんじでした。いっそ大荒れになった方が盛り上がるんじゃ?と思ったけど、ひたすらただの大雨でした。
横浜スタジアムは初めて行きましたが、思ったより小さかった。スタジアムって日産、味の素、長居しか行ったことなかったけど、それらは主にサッカー場だから、野球場の横浜スタジアムとは形がだいぶ違うのね。スタンド席だったけど、ステージが結構近く感じてよかった。
問題の埋まり具合ですが、正面のスタンドには客を入れていませんでしたが(スタンドに設置してあるカメラとアリーナ後方のテントの関係?)、まあまあ埋まってました。2万人ちょっとくらいかなぁ。

SET LIST
01 ハナビラ
02 循環
03 one way
04 恋におちて
05 嘘
06 モノクロのキス
07 アリバイ
08 サーカス
09 必要悪
10 ノイロヲゼパァティー
11 できそこない
12 吉開学17歳(無職)
13 and boyfriend
14 smile
15 Dear Tokyo
16 眩暈


encore
01 白いブラウス 可愛い人
02 走馬灯
03 V.I.P
04 妄想日記
05 夏恋
06 微熱

・オープニングでメンバーがスーツを着て、横浜スタジアム内のゲートから出てくる映像が流れる。どこのゲート!?とファンがキョロキョロすると、ステージの後ろのゲートに人影が!?と思ったら、メンバーはステージの下からせり上がって登場。完全にだまされました。まさかダミーまで用意するとは。
・それよりマオの衣装だせぇ。なぜ大きいライブだと変な方向に向かうんだ。気合いが空回ってしまうのか。マオのセンスって理解できない。
・「いやぁ、晴れたね!」と雨を認めないマオ。
・1曲目は季節を意識してかハナビラ。まぁ今の状況はハナビラどころじゃないんですけどね。続いて久しぶりにメンバーコールのリズムが始まり、一気にテンションあがる会場。マオは初心に返って「マオにゃん」で。そういえば最近マオにゃんって言わないね。歳を気にしてるのか。メンコからの循環の盛り上がりはすごい。
・新曲の「恋におちて」初めて聴いた。昭和歌謡好きだけど、これがシングルというのはなんかパッとしないような…。
・「アリバイ」「サーカス」はトロッコに乗って、アリーナ後方の2ヵ所で演奏。「アリバイ」をちょうど目の前でやってくれて嬉しかった。「典型的なBね」でマオに指さされる明希。
・「必要悪」「ノイロヲゼパァティー」「できそこない」「吉開学17歳(無職)」は、メンバーがトランプしている映像が流れ、トランプがめくれると曲名が書いてあり、会場中から悲鳴が上がる。ZeppTokyoでやったリクエストライブ以来のレア曲連発!さすが10周年記念ライブ。吉開が久しぶりすぎて「死ね」のタイミングを忘れかけてた。
・「smile」でマオが全然歌えてなかった。マイクトラブルらしい。「強い強い雨の日にはずぶ濡れになって涙もいいさ」の歌詞なんて今日にぴったりなのに残念。でもファンがかわりに一生懸命歌ってて和んだ。
・「眩暈」の火柱がすごかった。
・後半になるにつれ、メンバーもファンもずぶ濡れに。マオの化粧崩れが若干心配でしたが、濃いメイクなのもあって何とか無事でした。明希様は水も滴るいい男っぷりなのに、しんぢはなんか髪型が崩れてオーラがなくなってた(笑)。しんぢはピシッと決めてこそかっこよさが出るのね。そして1人だけ全く濡れてないゆうや。罪悪感を感じているらしい。
・何の曲か忘れたけど、火を噴くしんぢのギター。比喩ではなく。
・まさか「白いブラウス 可愛い人」をやるとは。地味だけどいい曲です。なんか昔の失恋を思い出して泣きそうになる。
・安定の「妄想日記」 この曲はやらないとね!シドの代表曲。
・「夏恋」でマオが明希のほっぺに吸いつく。明希の「ギャー!」ってかんじの顔がおもしろかった。そして花火の歌詞の部分で、大雨のなか花火があがる。キレイだったなぁ。大雨だからこそ映えた気がする。
昔の曲あり、メジャーデビュー後の曲もあり、10周年記念にふさわしいライブでした。マオの言う通り忘れられないライブにはなったけど、やっぱり晴れてればなぁ!という思いも消せません。前日も翌日も晴れなのに、なぜこの日だけ大雨。コスやロリィタの上にカッパを着て、荷物をビニール袋で保護して、大雨のなか横浜に集まるファンに愛を感じました。